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Brief4 「白目」:最強のアイメーク用品って?
顔から男女を読みとる時、最も重要な要素となるのは、やはり目でしょう。
女性がアイメークにあれだけ手間と時間をかけることからも、それはまちがいありません。
ただ、男が女に見せようとする時、マスカラやアイシャドーやアイブロウより先に、もっと重要なものがあると、私は思っています。
また「記号」という視点から考えてみましょう。
「目がぱっちりしている」というのが美人の形容として使われるように、一般的に、女性の方が、目を大きく開いています。
男の場合は、「眉間にしわを寄せる」ような男らしい表情を要求されることが多いので、自然に、目を開く量が少なくなります。
そんなことから、大きくて開いた丸い目が「女性の記号」となります。
では、その「女性の記号」を読みとる時、つまり、目を開いている広さを読みとる時、私たちは、何を基準としているでしょう?
「黒目がちの目」などと言われるので、黒目、つまり瞳孔と虹彩が重要だと思われがちですが、じつは、人間は、白目を基準として目の大きさ――つまり女の記号を判断しているのではないでしょうか。
黒目の上にまぶたがかかっていてはものは見えませんから、起きている時は、当然、黒目は外から見える位置にあります。それは、男も女も変わりません。大きく目を開けた場合、変わってくるのは、むしろ、見えている白目の面積です。
いわゆる白目をむいた状態は別としてという話ですが、実際、白目が多く見えている方が、女らしさは増します。つまり、白目こそが「女の記号」と言っていいと思います。
で、ここで問題になってくるのが、「白目のきれいさ」です。
「目が澄んでいる」とか「目が濁っている」とか言う場合も、慣用句としては、つい黒目のことを言っているような気がしてしまいますが、それを判断するのも、やはり、白目がどこまで白いかでしょう。
そして、ここでもまた、男女のちがいがあります。一般的に言って、女より男の方が、白目は濁っているのです。
白目の濁りは何によって起こるかといえば、眼病でも持っていないかぎりは、要するに血です。医学的に正確に言えば、眼球表面の毛細血管が破れ、内出血を起こしている状態です。軽い内出血の場合は、黄ばんだ感じになりますし、ひどい場合はいわゆる「充血している」という状態になるわけです。
たぶん、男の方が毛細血管が太く、また血圧も高いので、内出血の量も頻度も大きいのでしょう。だから、男の目は濁りやすいのです。
そして、そんな「きれいな白目」が女の記号だとするなら、女装の際の最も重要なアイメークアイテムは、目薬です。
最近の目薬は、消炎作用が強く、させばすぐに効果が現れます。さした直後はいったん充血した状態になりますが、2・3分もすると、驚くほどきれいな白目が現れます。
その変化をつぶさに観察していると、ちょっと感動します。
その状態で大きく目を開くと、それだけで、ずいぶん女らしい目になっています。マスカラやアイラインより先に、ずっと大きな効果が出せる気がするのです。
だから私は、メークをする前に、必ず目薬をさすようにしていました。
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