【悠斗】
「どう?
パーペキだろ?」
【玲】
「はい……
かわいい服です」
玲は鏡に手を当て、柔らかい微笑を浮かべる。
やっぱり、なんか嬉しそうだな……
【悠斗】
「そうだな……」
【玲】
「はい。
帽子もかわいいし……」
うーん。
もともと、こういう服が着たかったのかもしれ
ない……。
それとも、ただ単になかなかない機会を楽しん
でいるだけかも。
とにかく、嬉しそうでよかった。
断りきれなくて無理矢理に承諾したんだったら
よくないもんな。
【悠斗】
「気に入ったみたいだね?」
【玲】
「はい!」